冬場の外壁塗装で気をつけることとは
冬場に外壁塗装を依頼する際の注意点
外壁塗装に適したシーズンは春、秋だとされていますが、冬場に外壁塗装を行おうと検討している人もいるのではないでしょうか。
冬場は外壁塗装を依頼するお客さんの数が少ないため、価格を下げることなど特別なキャンペーンを行っていることがあります。
また、夏場よりも湿度が低いため塗料の乾燥に適しているといった点がメリットです。
雪が積もっていなければ冬場でも外壁塗装を行うことは可能ですが気をつけなければならないことがあります。
注意点を知った上で、冬場に外壁塗装をすることが大切です。
注意点の一つは、乾燥時間です。
冬場は気温が低く、日照時間も短いため通常よりも塗料の乾燥時間がかかります。
また、気温が5度以下になると塗膜が凍結する可能性があるため、注意が必要です。
特に、水性塗料は水を使っているため凍結する可能性が高いとされています。
塗膜が凍結すると成分を失います。
凍結した後に解凍しても、もともとの成分は元に戻らないため塗膜が剥がれやすいです。
そのため、冬場で外壁塗装を行う際は外壁塗装業者と相談し、施工範囲や内容を決めなければなりません。
外壁が濡れていると塗装ができない
塗料を塗る部分が濡れている場合も注意が必要です。
霜や雪が溶けていても、塗料を塗る部分が濡れていることがあります。
この場合は、乾燥するまで塗料を塗ることができないため、外壁塗装が完了するまでの期間が予定より長くなることも少なくありません。
また、濡れていたり凍っていると業者が行う作業に危険が伴います。
業者も慎重に作業をするかどうかの判断しなければならないため、希望している作業完了日を超えてしまうことがあるということも理解しておきましょう。
屋根やシーリングはしっかりと施工しなければ施工不良となりやすいことも注意点として挙げられます。
雪が積もるエリアは11月後半から3月初めまで外壁塗装ができないことがあります。
地域によって異なりますが、冬場は注意しなければならないことがたくさんあるため冬場に外壁塗装を依頼しようと検討している人は事前に業者に相談してください。